ブリ ブリは、出世魚として有名で、萩の周辺では、ハマチ、メジ、ブリ。関西は、ツバス、ハマチ、メジロ、ブリ。関東は、ワカシ、イナダ、ワラサ、ブリと名前が変わっていきます。ちなみに、関西では、15センチぐらいまでをツバス、40センチぐらいまでがハマチ、60センチぐらいまでをメジロ、それ以上がブリ。ブリは近海で捕れる最も大型の魚で、食べ方にもいろんな方法があり、サケといい勝負です。1メートルほどに育ったブリは、寒ブリと呼ばれ、珍重されます。冷蔵庫のなかった時代には、ブリに淡塩をして内陸部に運んでいました。塩をすると余分な身が締まり、生のときとは違ったうま味を持ってきます。

背の青さが鮮やかで、尾の付け根から尾にかけて黒ずんでいないものを選びましょう。えらの色や身の締まり具合も確かめてください。

あらと大根の煮物は、頭を二つに割り、かまや中落ちを食べやすい大きさに切り、ふり塩をして3時間置いて霜降りにします。大根は輪切りにして面取りし、一度軽く下煮をします。水と酒、みりんを煮立てた中にあらと大根を入れ、途中でしょうゆを加えて煮ればでき上がりです。
※大根おろしなべ、照焼きなど、おいしい食べ方はいっぱいです。

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