ヒメジ 萩周辺では、ヒメジのことを「キンタロウ」と呼んでいます。ほかには、ヒメ、ヒメイチなどの呼び名もあります。ヒメジは、体長25センチ前後で北海道以南、特に九州の沿岸の水深100〜120メートルの砂泥地帯に生息しています。日本からフィリピン、インド、アフリカ東岸に分布する魚です。ヒメジの特徴は、エビなどのエサを探すのに役立つ2本のヒゲが下あごについていることです。ヒメジよりひと回り大きいもので、そのヒゲの印象からオジサンと呼ばれるヒメジ科の魚がいます。この魚も冬から春にかけて旬を迎えます。

背の朱色の鮮やかさ、体表のツヤや張り具合を見て、鮮度を判断します。

キンタロウは、身が軟らかいので、天ぷら、煮付け、フライにするとおいしいくいただけます。かまぼこの材料にもなっています。

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