山口県の中小企業会員紹介 長府商店街協同組合・長府商店街振興協同組合 「毛利長府藩５万石の城下町で「ふれあい」コンセプトに！」 ＜組合概要＞ 組合名　(1)長府商店街協同組合 　　　　(2)長府商店街振興協同組合 理事長　緒方聖雄 住　所　下関市長府土居の内町2番11 ＴＥＬ　0832-45-0176 ＦＡＸ　0832-45-0884 ＵＲＬ　http://www.chofu-s.com/ 出資金　(1)75,000円 　　　　(2)270万円 組合員数(1)75名 　　　　(2)31名 資格業種　小売業・サービス業 【城下町長府を代表する商店街】 　毛利長府藩５万石の城下町に、昭和35年に長府商店街協同組合、 昭和46年に長府商店街振興協同組合は設立され、それぞれ 40年、30年という歴史を刻んで、現在は、「ふ・れ・あ・い」を 商店街のコンセプトに積極的に組合事業を展開している。 【長府ＰＣポイントで売上アップ】 　長府商店街協同組合では、昨年７月にシールポイントとカードポ イントが併用できる「長府ＰＣポイント」システムをスタートした。 これは、平成６年にポイントカードの発行に伴い廃止したシールを 復活し、消費者にシールでもカードでも好きな方でポイントを集め てもらうこととした。７月以降、ポイントの売上は着実に伸びてい るとのこと。今後は、長府ＰＣポイントの業績をどんどんアップさ せて、顧客にさらなるサービスを提供したいと加盟店一同一致団結 して取り組んでいる。 【エコ事業による新たな挑戦】 　長府商店街振興協同組合は、平成５年に消費者の利便性を考えて、 駐車場を高度化資金を活用して建設した。名称は、「長府パコセ」 で、パーキング・コミュニケーション・センターの略。小学生の女の 子が名付け親であり、普通車112台が収容でき、コミュニティホールも 大小２つ完備されている。 　今後は、駐車場の維持管理の他に、新分野への挑戦として、地球 環境に優しいエコ、リサイクル事業に取り組む。具体的には、家庭 で出る食品用油を回収して軽油に作り変えるなどの活動を展開する。 　以上のように、厳しい経営環境の中を理事長を中心に、ひとつひ とつ岩に爪を立てる思いで組合活動を続けている。 【ホームページによる情報の発信】 　また、青年部も元気いっぱいで、メンバーは16名、平均年齢は33才 と非常に若い。今後の活躍が大いに期待されている。 情報化と言うことでは、今回紹介の2組合と乃木さん通商店街振興組合 を加えた3組合の合同のホームページを開設し、商店街の様々な情報を 発信している。 　組合事務局には、女性3名が常勤され、多様な組合業務をこなされて いる。 【危機乗り越え、新たな一歩を】　 　緒方理事長は、「平成12年の台風の高潮被害で、組合事務局が浸 水し、３千万円の損害が出た。この補填のために賦課金をやむなく 上げるなど、組合存亡の危機を迎えたこともあった。しかし、それ を乗り越えて今に至っている。これからも苦しいことばかりだろう が、組合員とともに一歩一歩前へ頑張って進んでいきたい。」と決 意を表された。 （会報「山口県の中小企業」2003年9月号より）

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